2013年03月19日

膀胱がん3




 膀胱がんの治療法
 膀胱がんは比較的初期症状が出やすく早期発見・早期治療がしやすく生存率も高いと言われています。
 膀胱がんの治療にはBCGや抗がん剤の膀胱内注入療法・外科的治療・放射線療法・化学療法があります。

 BCGや抗がん剤の膀胱内注入療法
 これは“上皮内がん”に行われる療法です。
 尿道口から細くて柔らかいカテーテルを膀胱内まで入れBCGや抗がん剤を注入する方法で、週に1度の注入を数回行うことになります。外来で行える療法ですので、経済的にも負担の少ない療法です。
 再発予防のために行われることもあります。
 又頻尿・尿が我慢できない・排尿痛・発熱・膀胱容量の低下等の副作用が出る場合もありますので、注意が必要です。

 外科的療法
 外科的療法には経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)と膀胱全的術があります。

 経尿道的膀胱腫瘍切除術というのは、表在がんに行われる手術です。腰椎麻酔をかけて尿道から膀胱へ内視鏡を入れ、腫瘍を確認しながら電気メスで組織を切除します。 手術時間は1時間程度で済みます。
 しかし浸潤度が高い場合はこの手術では完全にがんを切除することが難しいようです。

 膀胱全的術
 がんの浸潤度が高くTUR-BTでは困難な場合はこの手術が行われます。全身麻酔をかけ骨盤内のリンパ節と膀胱を摘出します。男性の場合はこれに加え前立腺と精嚢、女性の場合は子宮も摘出します。尿道も摘出される場合もあります。
 膀胱を摘出したら尿を溜めておく袋がなくなるわけですから、尿路変更(変向)術という尿の出口を作る手術も受けることになります。

 放射線療法 
 放射線にはがん細胞を死滅させる効果がありますので、手術前に放射線をあててがんを小さくして手術が行われることもあります。
 又膀胱全的術の場合は膀胱を摘出し尿を溜めることができなくなるるため尿の出口を新たに作ることになり、生活の質を低下させてしまいます。そのため患者さんの病状や希望に応じて膀胱の温存を図るため放射線療法と化学療法等と組み合わせたりもします。
 又がんが転移した場合も放射線療法が選択されることもあります。
 しかし放射線療法はがんだけでなく周りの正常な組織にも影響を与えてしまうため、膀胱が委縮し頻尿になったり・直腸から出血したり・皮膚がただれたりというような副作用がおきることがあります。

 化学療法
 転移のある進行したがんに行われます。又再発や転移の予防等にも化学療法が使われる場合があります。
 使用する抗がん剤は一般的には2種類以上多剤併用で行われます。メソトレキセート・ビンブラスチン・アドリアマイシン・シスプラスチンを組み合わせて行われます。
 新しくタキソールやジェムシタビンという抗がん剤も注目されています。
 ただ抗がん剤治療には吐き気や食欲不振・脱毛・貧血・白血球や血小板の減少等副作用が起こる可能性がありますので注意が必要です。

 

posted by ミーナ at 10:44| Comment(0) | 尿失禁の原因疾患 | 更新情報をチェックする
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