2013年03月29日

変形性腰椎症




 変形性腰椎症とは加齢などが原因で起こる病気です。腰には5つの椎骨と椎骨と椎骨の間にある椎間板が変形して慢性的な痛みを生じる病気です。

 椎間板は年を取ると水分が減少したり弾力性がなくなったり、つぶれたりして椎間板の隙間が狭くなります。又椎骨に骨棘と呼ばれる骨の棘を作って神経を圧迫したりします。

 変形性腰椎症の症状
 主な症状は腰痛です。朝起きて動き始めるとき等動作を始める時に痛みが強く出るのが特徴です。動いているうちに痛みも軽くなります。腰のだるさやしびれ・こわばり等の症状もあります。
 又姿勢が悪くなったりします。腰椎は普通軽く“前弯”していますが、それが後方へ弯曲したり椎間板が左右に変形する“側弯”が起きたりします。


 変形性腰椎症の治療
 変形や変性元通りになるのは難しい為、治療の基本は痛みをを改善し日常生活に支障のないようにするための対処療法になります。
 
 ☆薬物療法が中心です。
 非ステロイド性消炎鎮痛剤や筋弛緩薬で痛みを軽減したり、筋肉のコリをほぐしたりします。神経の修復を図るためにビタミン剤なども用いられます。
 内服薬のほかに貼り薬や塗り薬・注射・座薬も使われることもあります。

 ☆神経ブロック
 “トリガーポイント注射”痛みを強く感じる点に局所麻酔剤を注射します。繰り返し注射することで痛みを 改善する事もできますが、トリガーポイント注射で効果が得られない場合は“硬膜外ブロック”や“神経根ブロック”等を行います。神経根の周囲に局所麻酔剤や局所麻酔剤にステロイド剤を一緒に注入します。

 ☆装具療法
 患部を固定するためにコルセットを装着します。

 ☆理学療法
 ベルトをまいて機械で引っ張る牽引やホットパックなどで温める温熱療法・マッサージ等があります。

 筋力強化のためにも症状が軽い時は腰痛体操やストレッチ等を行うとよいでしょう。
 これらの治療は根本的に治すものではありませんが、痛みが楽になって日常生活に支障をきたさないようにすることもできます。

 
posted by ミーナ at 22:15| Comment(0) | 尿失禁の原因疾患 | 更新情報をチェックする

2013年03月27日

頸椎症




 頸椎症とは 
 頸椎症とは、頸椎の椎間板や椎骨が老化現象や悪い姿勢・スポーツ・事故等によって変形し痛みやしびれ等の症状が出る病気の事です。

 頸椎が変形して棘のようになり神経根を圧迫すると、頸椎症性神経根症といい、脊髄が圧迫され脊髄の通り道(脊柱管)が狭くなり症状が出てくるものを頸椎症性脊髄症と言います。


 症状
 頸椎症性神経根症
 神経根が圧迫されるため首・肩・腕・指先等上肢しびれや痛みの症状があらわれます。

 頸椎症性脊髄症
 頸椎の中を通る神経(脊髄)が圧迫されるため手・足にしびれや痛みといった症状が出てきます。
 ひどくなると歩行障害や階段の昇り降りがうまくできないといった不自由さを感じたり排尿や排便にも障害が生じることもあります。


 診断
 X線撮影・MRI・CT・脊髄造影等があります。

 治療
 頸部の安静
 姿勢改善(首を前屈気味にすると痛みに効果があります)
 薬物療法(消炎鎮痛剤等・筋弛緩薬)
 装具療法(頸椎カラーの装着)
 頸椎の持続牽引法(牽引とは引っ張る事) 
 理学療法(温熱療法・レーザー療法等)
 手術
 等がありますが、自分勝手な判断で治療するのはやめましょう。しびれ等の症状がある場合は専門医を受診し、排尿障害等を起こす前に医師と相談して適切な治療をするようにしましょう。 

 
posted by ミーナ at 16:49| Comment(0) | 尿失禁の原因疾患 | 更新情報をチェックする

2013年03月24日

過活動膀胱




 過活動膀胱とは
 膀胱は腎臓で作られた尿を溜めておく袋です。だいたい300~500ml溜めることができますが、200~400mlぐらい溜まると脳に信号が送られおしっこをしたくなります。
 そしてトイレに行き準備ができると脳から指令が送られおしっこが出るようになっています。

 “おしっこを出す”か“出さない”かは脳からの指令で尿道括約筋という筋肉が縮んだりゆるめたりして尿は排泄されているのです。
 しかし“過活動膀胱”になると膀胱が活動しすぎて膀胱内にそれほど尿が溜まっていないのに急におしっこをしたくなったりする病気です。

 過活動膀胱の原因
 脳からの信号トラブルつまり脳梗塞・脳出血・パーキンソン病等の病気や脊髄の障害・骨盤底筋のゆるみ・加齢・前立腺肥大症も原因になっています。又原因が不明の過活動膀胱も多いようです。

 過活動膀胱の症状
 尿意切迫感・・・急に強烈な尿意がおこり我慢できずトイレに駆け込まないと漏らしてしまいそうな状態に         なる。普通は尿意を感じてもしばらくは我慢できますが、過活動膀胱の場合はそれもでき         ないくらいの強い尿意を感じます。

 頻尿・・・・・・ふつうは日中6~7回・寝ている間は0回ぐらいトイレに行くのが正常と言われています         が、日中8回以上・寝ている間も1回以上トイレに行かないと我慢できないような場合は         頻尿と考えてもいいかもしれません。

 切迫性尿失禁・・急におしっこがしたくなりトイレまで間に合わず漏らしてしまうことがあります。

 このように“トイレが近い”・“急にトイレに行きたくなる”・“トイレまで我慢できず漏らしてしまう”等の症状が現れます。
 現在多くの人が誰にも相談できずこのような症状に悩んでいます。過活動膀胱は生活の質を低下させてしまう病気です。

 過活動膀胱の治療
 過活動膀胱の治療としては薬物療法・膀胱訓練・骨盤底筋トレーニング等があります。

 薬物療法
 抗コリン薬という薬が処方されます。これは自律神経に作用して膀胱の過剰な収縮を抑えます。しかし口の渇きや便秘等の副作用があります。
 
 膀胱訓練
 膀胱にそれほど尿が溜まってないのに尿意を感じてしまうような人に行われます。
 トイレに行きたくなっても我慢して膀胱の容量を大きくしてトイレに行く回数を減らします。15分から30分我慢して、トイレの間隔をあけていきます。

 骨盤底筋トレーニング
 頻尿・尿漏れ・尿失禁には効果的なトレーニングです。薬物療法は医療機関に受診しないとできない療法ですし根本的な改善にはなりませんが、骨盤底筋トレーニングは根本的に改善する方法です。病気かなと思っても尿のトラブルは“人に知られたくない”とか“恥ずかしい”となかなか医療機関には行きたくないものです。やり方さえ覚えれば自宅で一人でできる療法です。ひとりで悩まずに自分で治してみませんか?
 
骨盤底筋トレーニングは1日9分の簡単なトレーニングです。ぜひ始めてみてください。
 
 

 
posted by ミーナ at 22:53| Comment(0) | 尿失禁の原因疾患 | 更新情報をチェックする
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